Interview

安定を手放し公務員からベンチャー企業へ転職したわけ

2022.11.02

はじめまして、2022年4月1日より株式会社ジェイエルネスにジョインしました嶋(しま)と申します。

僕は3月末まで、地方公務員として勤務していました。


「どうして公務員からベンチャー??」と疑問に思われる方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで今回のnoteでは、これまで地方公務員として勤務していた僕が、なぜ湘南のベンチャー企業へ転職するに至ったのか、その背景や思いについて書いてみたいと思います。参考になると嬉しいです。


軽く自己紹介をさせていただくと

・現在27歳

・地方公務員として4年間勤務

・2020年12月に結婚。現在、妻と二人暮らし

といった感じです。

それでは転職を決意するまでのいくつかのターニングポイントについて、順番に説明させていただきます。


■入庁2年目の先輩との出会い

入庁から2年間配属された部署は、県内に高級ホテル誘致するチームでした。企業誘致の一貫として県内に高級ホテルを誘致すべく、立地に適した土地の選定から企業への提案活動など公務員では珍しい営業に近い仕事をしていました。

そんな中、入庁2年目に僕の仕事観に大きな影響を与えてくれた先輩との出会いがありました。

その先輩から教わったことを一言で表すなら、仕事における「プロ意識」。

公務員には2〜3年に一度、定期的に異動があります。その異動があることを言い訳に専門的なことはわからなくてもいい、新しい職場だから知らなくてもいい、という姿勢ではいけない。

職場から、関係企業から信頼される人間になるための、努力と行動の量を教わりました。

なので、提案資料の作成の仕方やどうすれば効果的な提案ができるかを検討し実践したり、そもそもチームとして何をゴールとし、ゴール達成に向けどのように進めていくかなど、高級ホテル誘致の達成に向き合う日々でした。

振り返ると厳しい1年ではありましたが、想いをもって懸命に努力をすることの楽しさや成長している実感を味わうことができ、有意義な時間でした。

また1年目と2年目で業務自体(高級ホテル誘致)は同じなのに、一緒に過ごすメンバー(環境)が異なるだけで、自分の中の基準や価値観にも大きな影響があることを実感する経験になりました。


■出先機関への異動で感じた不安と焦り

そんな先輩と時間をともにしたのは1年だけで、入庁3年目、僕は地方の出先機関へ異動することとなります。

異動先では事務所の予算管理や福祉業務などを担当したのですが、それまでの刺激的な1年間と比較すると、どうしても物足りなさを感じてしまいます。

そして県庁での業務にもある程度慣れ、時間的な余裕ができたこともあってか、毎日を何となく過ごしている自分がいました。

そんな中、「自分は本当にこのままでいいのか?」という今後のキャリアに漠然と不安を感じるようになりました。

それはお世話になった先輩に次に会ったときに、

20代という貴重な時間を何となく過ごしている自分に焦りを感じつつ、「自分は本当にこのままでいいのか?」という今後のキャリアに不安を覚え始めるようになりました。

2度と戻ってこない時間をもっと有意義に過ごしたいという気持ちが日に日に強くなっていきました。


■筋トレとパパコミュニティとの出会い

とはいえ、「今後の人生をどう過ごしたいか」や「自分のやりたいことが何か」なんて、これまで一度も考えたことがなかったため、それらを考えることにとても苦戦しました。最初は考えること自体がストレスで、なんとか自己啓発本を手にとったり、YouTubeを見てヒントがないかを探る毎日。

色々とインプットする中で、自分的に納得にいったのが「やりたいことが見つからないのは行動量が足りないから」というもの。

そもそも少ない経験の中から選ぼうとするから悩んでしまうわけで、であればまずは経験量を増やそうと、できる限りの範囲で行動をはじめることにしました。

仕事のかたわら、サーフィンをはじめたり、ブログを書いたり。その他にも慣れないSNSの発信、一人旅、プログラミング学習、筋トレ、ボディメイクコンテスト出場、食事管理アドバイス、パパコミュニティへの参加、講演会への参加などなど

もちろん行動の先には、成功よりも失敗のほうが多かったですが、できなかったことができるようになる成長感を味わえたのはとても楽しく新鮮でした。新しい経験とそこで繋がる方々のおかげで、少し視野が広くなった気がします。

そんな経験の中で、僕に最も大きな影響を与えてくれたのは、「筋トレ」と「パパコミュニティ」です。

(1)筋トレ

やった分だけ結果がでることの楽しさ、加えて食事を見直したこともあり、その結果、日々のパフォーマンスが向上することを実感しました。僕自身もトレーナーとして価値提供をしたい思いが強くなり、当時、2ndPASSに問い合わせをしていました(通学できる校舎が近くになく入学は断念)。

(2)パパコミュニティ

コミュニティへの参加を決めた理由は、やはりいきなり仕事を辞めるというのはハードルが高く、そこで普段関わりがないような方たちと繋がれば、色々な働き方や考え方に触れ、自分の中で方向性がより明確になるのではないかと思ったから。

たまたまSNSで「パパ限定のコミュニティ」を発見し、その理念に惹かれ参加を決めました。

コミュニティの理念は「充実で溢れた世界をつくる」というもの。

パパとして、一個人として、誰かのためではなく自分の心の声に耳を傾け、本音で生きようという理念に共感したメンバーが集まったコミュニティです。

理念の共通認識があるので、コミュニティから作り出される空気には絶対的な安心感がありました。なので、パパとしての悩みや仕事面での迷いなど、なかなかオモテでは言えないネガティブな感情も共有され、それに対しメンバーが本気で向き合う場でした。

またコミュニティ内で立ち上がる企画も活発で、ワークショップの開催やアパレル販売、オフ会などなど。

仕事以外でコミュニティを通して色々な経験や人との出会いがあったおかげで、「誰と何をするか」や「どこに自分の身を置くか」など、環境の重要性をより感じることになりました。

■ジェイエルネスとの出会い・転職の決意

そんな中、たまたまインスタをフォローしていた代表の樗澤さんの社員募集中という投稿を見ました。

以前2ndPASSに問い合わせしていたこともあり「お、あの会社が社員を募集しているんだ」という興味からそこまであまり深くは考えず、まずは話を聞いてみようとカジュアル面談を申し込むことに。

ジェイエルネスがやっていること、これからの展望を聞く中で、なんとなく良いなという印象がありましたが、とはいえ一緒に働くことになるメンバーの雰囲気もやはり気になるところ。

そんな中、オフィスのDIYイベントでメンバー全員に会えるということで、すぐに参加を決めました。

画像
オフィスDIYイベント

当日、メンバーの方と交流させてもらう中で、印象として強かったのが「距離感がとても近い」、そして「明るくイキイキしている」ということ。公務員という大きな組織にいた自分にとっては、社長が普通に電気ドリルで釘を打ち付けている姿が驚きでした。

社長と社員の距離感が近く、メンバーの皆さんもDIYを心から楽しみながら取り組まれている姿が印象的でした。

それは会社という組織よりも1つのチームといった感じで、学生時代の部活をしていたころを思い出し、懐かしさとワクワク感がありました。一致団結して1つのことを作りあげていくことがシンプルに楽しく、「こんな方たちと働けたら素敵だな〜」と感じたのを覚えています。

そんなこんなで、オフィスDIYイベントに参加したことがきっかけで、地方公務員を辞め、ジェイエルネスへの入社する意思が固まりました。


■妻の反応「やりたいことがあるなら応援する」

公務員を辞めて転職をしたい旨を伝えた際の妻の反応は意外で「いいんじゃない?やりたいことがあるなら応援するよ」と言ってくれました。

少しは反対されると思っていた自分にとっては拍子抜け。

「やりたいことがあるのは素敵。人生は1回きりだし、悔いなく生きてほしいから」と背中を押してくれました。

いつも些細な悩みや相談に話を聞いてくれる妻には心から感謝です。本当に頭が上がらないです。。。。


■ジェイエルネスに入社した現在

公務員からの転職は確かに大きな環境の変化があり、もちろん戸惑いも多い毎日ですが、全てが新鮮で、その中で成長を感じられる毎日が楽しいです。

公務員でいるという選択をしていれば、将来の安定・安心は確保されていたとは思います。ただずっと「このままでいいのかな」と心にモヤモヤがある状態で働き続けていたのではと感じています。

あくまでも入社がゴールではなく、入ってからがスタートだと考えています。自分の選んだ選択を後悔しないためにも、まずは目の前のことに全力で取り組んでいきたいと思います。

キャリアに悩んでいるすべての方に参考になると嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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